#author("2019-05-29T09:56:40+00:00","","")
#author("2019-06-12T05:44:10+00:00","","")
#contents
*カード詳細 [#mbd03465]
|>|~''カード画像''|
|>|&attachref(【攻刃防壁】わかば01.jpg,nolink,);|
|>|[[&attachref(【攻刃防壁】わかば01.jpg,nolink,);>https://xn--lckiou5bl4a0jrcwfg8t.xn--wiki-4i9hs14f.com/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=%E3%80%90%E6%94%BB%E5%88%83%E9%98%B2%E5%A3%81%E3%80%91%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%B002.jpg&refer=%E3%80%90%E6%94%BB%E5%88%83%E9%98%B2%E5%A3%81%E3%80%91%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%B0]]|
|~''レベル上限''|~''上限突破回数''|
|CENTER:100/110/120/130|CENTER:〇〇〇|
|~''初期HP''|~''初期ATK''|
|||
|CENTER:|CENTER:|
|~''LV100時HP''|~''Lv100時ATK''|
|CENTER:3504|CENTER:3840|
//|~''LV100時HP''|~''Lv100時ATK''|
//|||
//|~''LV100時HP''|~''Lv100時ATK''|
//|||
|~''LVMAX時HP''|~''LvMAX時ATK''|
|||
|~''LV110時HP''|~''Lv110時ATK''|
|CENTER:3845|CENTER:4214|
|~''LV120時HP''|~''Lv120時ATK''|
|CENTER:|CENTER:|
|~''LV130時HP''|~''Lv130時ATK''|
|CENTER:|CENTER:|
|>|~''スキル''|
|>|CENTER:忍法秘奥義・風魔の陣|
|~''種別''|~''ウエイト''|
|CENTER:アタック|CENTER:6|
|>|~''効果''|
|>|CENTER:敵全体に風属性の特大ダメージ&味方全体のDEFを小アップ|
|>|~''サブカード効果''|
|発動条件:なし|ATK400アップ|
|発動条件:なし|DEF200アップ|
*テキスト [#z6e34f69]
1
ズシン、ズシン…。
街獣の足音が響き、大地が震える。
巨大な腕が枝をかき分け、真っ赤なモノアイが葉の隙間を覗き込む。
巨大な腕が枝をかき分け、真っ赤なモノアイが
葉の隙間を覗き込む。
「ドコニ 行ッタ…」
「(わわっ…!)」
わかばは大木の影に身を潜め、息を殺して忍び続ける。
軽い修行のつもりのお出かけが、とんだ大冒険になってしまった。
わかばは大木の影に身を潜め、息を殺して忍び
続ける。
軽い修行のつもりのお出かけが、とんだ大冒険
になってしまった。

2
「こ、ここは、切り抜ける方法を考えないと…」
わかばが印を結ぶと、ポン、ポンッと左右にブンシンが現れる。
わかばが印を結ぶと、
ポン、ポンッと左右にブンシンが現れる。

「「「わかば、ブンシン会議ー…!」」」
3人のわかばが、こそこそと肩を寄せ合う。
「そ、それでどうしましょうっ」
「相手は遠距離主体でした、近づくのは難しいかと…!」
「でも近づかないと倒せませんよ。クナイ投げても弾かれちゃいました…」
「相手は遠距離主体でした、
近づくのは難しいかと…!」
「でも近づかないと倒せませんよ。
クナイ投げても弾かれちゃいました…」
「なら、逃げちゃいます…?」
わかばたちは互いに見つめ合い、うなずく。
「倒しましょう…!」
「一人前のニンジャになるんですっ」
「だから…」
「「「まずは腹ごしらえです…!」」」

3
「うらみっこなしですよっ」
「もちろんです!」
「じゃあ…」
「「「いただきます…!」」」
わかばたちは持参してきたおにぎりを、
1つずつ手に取った。
パクッと同時にかぶりつくと…
「シャケです~♪」
「ふえ~、タラコおいしいです~!」
ふたりのわかばが顔をほころばせる。
だが対照的に、最後のひとりは
目元に涙を浮かべて震えていた。
「しゅっぱいですぅ~…!」
「あっ、ウメボシだったんですね~」
「うち、苦手ですもんねぇ…。
け、けど殺菌作用がありますから!」
「ともかく、これでお腹いっぱいですねっ」
「「「じゃあ、任務開始です…!」」」

4
「「「ニンッ!!」」」
「ソチラカラ 来ルトハナ…!」
大量のクナイは残らず街獣の装甲に阻まれ、
傷ひとつ与えることはできなかった。
「あうぅ…やっぱり、この距離だと…」
「3匹 マトメテ消シテヤル」
街獣が内蔵された銃火器を展開し、
わかばたちに大量の弾丸を放つ。
「よ、よけれる量じゃありません…!」
「でも、あれなら!」
「せーのっ」
「「「ニンポー・キリキリマイの術!」」」
わかばたちは息を合わせると、
忍刀をすさまじい速度で振り回す。
吹き荒れる斬撃の嵐は刃の壁となり、
降り注ぐ銃弾すべてを弾き飛ばしていく。
「バ、バカナ…!」
「「「セイバイ!!」」」



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