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1 「コンナ場所ニ ヒトリデ ナンノ用ダ」 街獣がわたしに近づきます。 その背はわたしの倍以上はあるでしょうか。 一方、わたしはひとり。 別に単独で探索に出たわけではありません。た だ探索中にトラップに掛かり、全員分断されて しまったのです。
2 まさにそれは絶体絶命の状況でした。 わたしは愛用のライフルをどこかに落とし、 まったくの丸腰なのです。 「ドウシタ コタエロ」 街獣がさらにわたしに近づきます。 体の大きさのわりにその足取りは軽く、 逃げられる見込みは低そうです。 なにより正直なところ、 わたしの体は恐怖のあまり縮み上がり、 一歩たりとも動ける気がしませんでした。 「マァイイ キエロ」 「あ、あなたに、 わたしは殺せません…!」 ただそれでも、わたしは必死の思いで 口を動かしました。もちろん出任せです。 でも今まで読んだ本の中には、こういう 追い詰められた状況が何度も出てきました。 わたしは必死に頭の書庫を開き、 片っ端から本を集めます。 なんとかして少しでも生き延びるために。
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